「レポートフォルダに使わないレポートが大量に残っていて、本当に必要なレポートが探しづらいんだけど・・・」
と、いうことで、レポートフォルダの大掃除をすることになったときのお話です。
そもそも不要になったレポートは、個々のユーザーが各自で勝手に削除すれば良いのでは?
管理者にしてみれば、それが一番ラクなわけですが、話はそう単純ではないのです。
レポートフォルダ内のレポートを削除するには「公開レポートの管理」権限が付与されている必要がありますが、
「公開レポートの管理」権限が付与されていると、そのユーザーは、全てのフォルダのレポートを削除可能になります。
「全ての」 の部分がポイントです。
誰が作ったレポートでも削除できてしまうので、必然的にこの権限は限られた一部のユーザーに限定して付与しよう、ということになりがちです。(もちろん組織の方針やサイズにもよるとは思いますが。)
一方で、新規レポートを作成する、そして作成したレポートを他の人とシェアする、といった事はみんなができるようにしたい、というケースが多いかと思います。
そうなると、定期的にレポートフォルダを整理・整頓するプロセスを定め、権限を持っているユーザーがそれを実施しないことには、時間と共にレポートの数は増えていきます。
さて、やや横道に逸れましたが、本題のレポートフォルダの大掃除の話に戻ります。
実施したのは;
1. 使われていないレポートを特定する(⇒ カスタムレポートタイプ)
2. 「削除予定」フォルダに隔離する(⇒ レポートのフォルダ間移動)
3. 保留期間を経て1.のレポートを削除する(⇒ 一括削除)
4. レポートフォルダの監視&定期清掃の手順を定める(⇒ レポート&ダッシュボード)
と、いった流れとなります。
個々の作業の詳細については、次回以降に説明したいと思います。
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