2015年2月4日水曜日

レポートに項目を追加(ドラッグ&ドロップ)できない

「あれっ?」

「いつものように項目をドラッグ&ドロップでレポートに追加しようとしたのに、なぜか項目を追加することができない。」

と、いった問い合わせを何度か受けました。



このような(↓)状態ですね。






原因は「表示」の「詳細」が有効になっていないこと。それだけです。



















わかってしまえば、単純ですよね。


最初に選択したレポートタイプによって、デフォルトで「詳細」が有効になっているものと、そうでないものがあるようで、それがユーザーを困惑させる原因になっているようです。


2015年2月1日日曜日

レポートフォルダの大掃除をすることになったときの話

「レポートフォルダに使わないレポートが大量に残っていて、本当に必要なレポートが探しづらいんだけど・・・」


と、いうことで、レポートフォルダの大掃除をすることになったときのお話です。



そもそも不要になったレポートは、個々のユーザーが各自で勝手に削除すれば良いのでは?

管理者にしてみれば、それが一番ラクなわけですが、話はそう単純ではないのです。


レポートフォルダ内のレポートを削除するには「公開レポートの管理」権限が付与されている必要がありますが、

「公開レポートの管理」権限が付与されていると、そのユーザーは、全てフォルダのレポートを削除可能になります。

「全ての」 の部分がポイントです。


誰が作ったレポートでも削除できてしまうので、必然的にこの権限は限られた一部のユーザーに限定して付与しよう、ということになりがちです。(もちろん組織の方針やサイズにもよるとは思いますが。)


一方で、新規レポートを作成する、そして作成したレポートを他の人とシェアする、といった事はみんなができるようにしたい、というケースが多いかと思います。


そうなると、定期的にレポートフォルダを整理・整頓するプロセスを定め、権限を持っているユーザーがそれを実施しないことには、時間と共にレポートの数は増えていきます。



さて、やや横道に逸れましたが、本題のレポートフォルダの大掃除の話に戻ります。


実施したのは;

1.     使われていないレポートを特定する(⇒ カスタムレポートタイプ)

2.     「削除予定」フォルダに隔離する(⇒ レポートのフォルダ間移動)

3.     保留期間を経て1.のレポートを削除する(⇒ 一括削除)

4.     レポートフォルダの監視&定期清掃の手順を定める(⇒ レポート&ダッシュボード)


と、いった流れとなります。



個々の作業の詳細については、次回以降に説明したいと思います。

2015年1月6日火曜日

指定したユーザーとしてダッシュボードを参照する


ダッシュボードの「次のユーザーとして参照」の値を変更できるようにしてほしいんだけど。

と、いう依頼を受けたものの、どこで設定していたのか即座に思い出せなかったのでメモ。



ダッシュボードを開いたときに、画面右上に表示されているコレ(↓)ですね。
















設定としては、プロファイルのシステム管理者権限に入っている「すべてのデータの参照」権限を付与するか、








一般ユーザ権限の中にある、「私のチームのダッシュボードの参照」権限を付ければ、「次のユーザーとして参照」の値を変更できるようになります。

*「私のチームのダッシュボードの参照」権限を持つユーザーは、ロール階層内で自分より下位のユーザーを選択可能









参考: 






2015年1月4日日曜日

Salesforce CRM Content のメールアラートを受信する



コンテンツのメールアラートを受け取るには、「ユーザーの詳細」で、「Salesforce CRM のメールアラートの受信」にチェックを付けておく必要があります。

「Salesforce CRM Contentのアラートを毎日のダイジェストとして受信」にもチェックを入れておけば、登録してあるドキュメントに対する更新を1日1回のダイジェストとして受け取ることができます。

たくさんの文書を登録していて、それらが更新されるたびにバラバラとメールを受け取りたくない場合には、有効にしておくと便利です。










もちろんコンテンツアラートを受け取る対象を登録(Subscribe)する必要があります。
*コンテンツ、ライブラリ、文書作成者、いずれのレベルでも登録(Subscribe)が可能です。




2015年1月3日土曜日

データローダを使用して既存のリードレコードに自動割り当てルールを適用する


営業組織の変更などによって、リードの所有者を一括で変更したい場合があります。


対象となるリードの数が少なければ、各営業担当者がマニュアルで変更することも可能でしょう。

又、単純な担当者の入れ替わりなどであれば、セールスフォース標準の「リードの一括移行」を利用して対応することもできると思います。


でも、変更の内容によっては「リードの自動割り当てルール」を適用して一括変更を行いたいときもあります。

例えば、セールステリトリー自体の見直しによって、新旧のリード所有者が1:1ではなく、1:多の変更になるケースなどです。


セールスフォースの「リードの自動割り当てルール」を、新しいビジネスルールに従って変更した後、既存のリードレコードに対して新しい自動割り当てルールを適用すれば、システムの設定変更とデータメンテナンスが同時に完了しますよね。

が、セールスフォースの標準機能では、それができません。(*リリース Winter '15現在)


そんなときはデータローダを使用して対応します。

準備としてはデータローダの 'Settings' に使用する割り当てルールのIDを指定するだけ。とても簡単です。


1. メイン画面のメニューから [Settings] – [Settings]









2. Assignment rule に適用したいAssignment RuleIDを入力し、”OK”ボタンをクリック
























3. メニューの [File] から実行したいメニュー(ここでは'Update')を選択すると、ログイン画面が再表示されるのでID/Passwordを入力してログインし、後は通常どおりデータ更新を実行(*リードの自動割り当てルールによる所有者の変更だけが目的の場合はリードIDのみのファイルを準備すればOK)